「ユダヤ人虐殺は神話」イラン大統領が再び自説展開(YOMIURI ONLINE)

アフマディーネジャード大統領がまたいろいろ言ったらしいです。ある意味では物凄く庶民感情に沿った発言で、支持されるのもよく分かるような気がします。池内氏が新書で描いたように中東で陰謀説が圧倒的であるかはともかく、そういう気分が存在することは確かでしょう。

大統領はさらに、「欧州か米国、カナダ、アラスカの一部を与え、(ユダヤ人は)そこに建国すればよい」とも語り、イスラエルは移転すべきだとの“自説”を強調した。

実現可能性がどうこうと言う前に、それはイラン人が言うべきことではないという感想です。イスラエルという国がいかに非道かということは別にして、パレスチナが現実的な線で進めようとしているときに変なことを言うのは迷惑なんじゃないかと。もちろんパレスチナ人だってそうなりゃいいと思っているでしょうが、自分の問題であるかどうかというのがここでは重要だと思います。
なんかとっちらかってますが、「イスラエル問題」についてはまだまだ知識を吸収し、いろいろ考えなければいけないな、と思っている途上の段階ですので。