2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

アラビア語新聞ウェブサイト

まともに現代アラビア語力を養成したくなったので、とりあえず下記の三サイトのヘッドラインくらいは毎日読もうかと思っています。firefoxだとブックマークから一気に三つのタブで開けるので便利です。 al-Hayat: http://www.alhayat.com/ al-Ahram: http://…

ブックフェア三日目

やっとエンジンがかかってきました。今日はヨルダンの書店がイラクで出版された本を持ってきているのを見つけて結構時間かけてみてしまいました。そして金も使いました。 ブックフェアも今年で四年連続四回目の出場となりますが、大きなところは変わらないな…

小杉泰『イスラーム帝国のジハード』(興亡の世界史06、講談社、2006年)

ちょうど出ていたんで購入して読んでいたのですが、 ウマイヤ朝を開いたムアーウィヤは、それぞれの地域に自律的な統治を認め、中央集権化は進めなかった。この時代は、通貨や税制などにしても、征服した相手の制度をそのまま踏襲していた。ビザンツ帝国の旧…

ホッブズと信念

ホッブズは、意識と良心とをともに意味する<conscience>を<opinion>と同一視したが、これは後に大きな影響を与えた媒介項をなすものである。ホッブズは周知のように宗教的内乱の経験を手引きとして『リヴァイアサン』(1651年)の中で、君主の「権威」(…

手紙とか書簡とか

小家族的親密さの圏内では、私人たちは彼らの経済活動という私生活圏からも独立なものとして自己を理解する−それはまさに、相互に「純粋に人間的な」関係に入りうる人間たちとしての自己理解である。その関係の文学形式は、当時においては手紙の交換であった…