2006-01-01から1年間の記事一覧
久しぶりにCairoInternationalBookfairのサイトをチェックしたら出てました。 2007/01/23-2007/02/04 とのことです。 まあいつものごとく変更はありえるでしょうし、最初の二日間くらいはVIPと関係者しか入れないと思いますが。
昨日用事を終えて家で食事を作っていたとき、いきなり外で地獄から聞こえてくるような「うおー」という大勢の人の声が聞こえてきてびっくりしました。少し時を置いてもう一度。その後はクラクションの嵐、爆竹の大騒音。正直暴動とか革命とかそういうものが…
別の所でも書いたが最近仲正昌樹『「分かりやすさ」の罠−アイロニカルな批評宣言』(ISBN:4480063021)を読んだ。その中で若干研究的に興味のある部分があったので備忘的に。 その本の中でプラトン/ソクラテスにおける「話し言葉の書き言葉に対する優位」が…
イードだからだと思いますが、窓を開けているとやたらと肉を焼く匂いが入り込んできます。 あと、外ではやたら爆竹が鳴らされています。デカイ音を出せば楽しいという神経はさすがに理解できません。
家がやたらと快適で全然外に出てないのでわかりませんが、やたらと静かなので多分イードに入ったんだと思います。休み中はどこも閉まってるし何もできないので、これまでさぼっていた史料の読みなんかをやろうと思っています。四日間あるけどどれだけできる…
引っ越しがとりあえず概ね完了しました。この間いろいろな人にお世話になりました。まあ御礼を言うくらいしかできないんですが、とりあえずどうもありがとうございました。とはいえ落ち着くまでにはまだまだ時間がかかりそうです。 研究してません。以上。
前々から引っ越しを予定していたのですが、大家ともめたことにより予定が早まりました。しばらく微妙に住所不定かもしれません。まあそうはいっても近くのホテルか知人の家なんですが。旅にでも出ようかなあ・・・。
昨日でサマータイムが終わり。明日の夜からラマダーン入り。 あと二ヶ月くらいで留学して一年です。訂正:嘘でした。9/24の昼からに既に断食は始まっていました。いろいろ見逃したなあ。
という記事なんですが。 全国に約400店を構える神戸物産は来春、エジプトから冷凍野菜の調達を始める。年内にも資本金1億円程度でエジプトに全額出資の現地法人を設立。3150万平方メートルの農場を取得する。栽培する作物はホウレンソウやカボチャ、ジャガイ…
続報。 ローマ法王ベネディクト16世が訪問中の母国ドイツでイスラム教の聖戦(ジハード)について批判的な発言をしたとされる問題で、バチカン国務省のベルトーネ長官は16日、「法王は発言の一部がイスラム教徒の間に反感を招いたことを極めて遺憾に思っ…
読了。なんというか、いわゆる「中世的エジプト」から「近代的エジプト」に移ってゆく過程とそこに生じる様々な問題を、あるひとつの家族を中心に描いた作品、でしょうか。まあそれだけではないんですけども。 どうもまったく登場人物に共感できませんでした…
死去の報を聞いた後、たまたま借りることができたので読んでみました。正直それほどたいして感銘は受けなかったというのが正直なところです。まあでも「頂上の人々」は結構読ませる作品でした。わりと納得できる作品というか。
ローマ法王は12日、訪問先の母国ドイツの大学で行った講義で、東ローマ帝国皇帝によるイスラム批判に触れ、「(イスラム教開祖の)預言者ムハンマドが新たにもたらしたものを見せてほしい。それは邪悪と残酷だけだ」などと指摘。その上で、イスラムの教え…
結構忙しいです。あまり寝ていません。トゥールの川床先生の発掘現場を見せてもらった話はそのうち余裕ができたら書きます。今は新学期が始まり、今学期から受け入れ教官の好意でアメ大の授業を取らせてもらうことになり、初めてアメリカ式アサインメントた…
色々な人からこの映画は面白いという評判を聞いていつつも、なかなか見に行く時間がなくて、今日やっと行ってきました。単純に言うとあるひとつの建物に住む人々を使って現代(一昔前?)エジプト社会の縮図(暗い面の)を描こうとした作品でしょう。(原作…
もうひとつ、目に付いたので。 イランの報道監視評議会は11日、改革派の有力紙「シャルグ」を閉鎖し、12日付から発行停止処分とする命令を出した。国営イラン通信などが伝えた。保守派のアフマディネジャド大統領を皮肉った風刺画が処分の直接原因とみら…
シリアの首都ダマスカス中心部にある米大使館前で12日、複数の武装集団が自動車を爆破し、同大使館を警備していたシリア治安部隊と銃撃戦を展開した。 (中略) シリア治安部隊が米大使館周辺を封鎖したため詳細は不明だが、目撃者がAFP通信に語ったと…
一応備忘的に。エジプト国営テレビなどでは死去した日には一日中追悼番組をやっていましたし、民間人としては異例の国葬(軍隊葬)待遇だったようです。 恥ずかしながら僕は近現代のエジプトの小説をほとんど読んだことがなかったので、これを機に、まあとり…
八月後半に致命的に高かった湿度が、九月に入ってだいぶやわらいだような気がします。やはり湿気がないとかなり過ごしやすいです。
今冷蔵庫に物を取りにキッチンに入ったら、イモリだかヤモリだかわからないがそんな生物が走っていました。やれやれ。 それにしても先週、今週と湿気がかなり出て蒸し暑いです。40度を超えてるわけではないので、気温的にはそうでもないんですが、とにかく蒸…
現在カイロに来ている先生に、「今日はサイイダ・ザイナブのマウリド(聖誕日)で、ジャーミゥ・サイイダ・ザイナブでお祭りがある」との話を聞き、一緒に行くことに。 地下鉄から既に凄い人手で、人と露店の間をすり抜けるようにして移動。おかしやポップコ…
知人の家で鑑賞。言葉に表すのは難しいんですが凄い映画でした。 イスラエル占領下のパレスチナで暮らしていた青年がテロを行うまでの二日間を描いた映画で、なんというか非常にナチュラルに現実の救いのなさを描いているように思いました。レバノンもパレス…
12日から一泊でエジプト中部の都市ミニヤに行ってきました。一日目は筑波大学の川西宏幸教授の発掘隊の発掘現場を見学し、二日目にはミニヤ近郊のテル・エルアマルナというところにある古代エジプトの遺跡を幾つかまわるというものでした。 日本人が固まって…
とりあえず頭から読んでいます。 まず「はしがき」から。 その中で、日本の戦後世代の間に確立した重要な歴史観は「1945年の視点」とでも言えるものであった。すなわち、1945年を境目に日本には根本的な変化が生じたという見方である。終戦からの60年間、日…
2006/07/20に書かれたsean97さんの日記で紹介されていた本です。sean97さんの評を読むかぎり、非常に面白そうな内容で、是非とも読んでみたいと思いました。ただ、sean97さんの引用している部分でよくわからない(腑に落ちない)部分があったので、当該の日…
Maqdisi defines knowledge('ilm) as "the belief that a thing as it is"(i'tiqaad al-shay' 'alaa maa huwa bihi). (Tarif Khalidi, "Mutazilite Historiography: Maqdisi's Kitab Bad wal-tarikh", Journal of Near Eastern Studies 35-1, 1976, p. 5.) …
「引用」のカテゴリを作ってみます。どれくらい機能するかわかりませんが。 とりあえず今読んでいるレジス・ドブレ『メディオロジー宣言』(ISBN:475710023X)から。 「宗教は民衆の阿片である」といった類のスローガンは、まず阿片中毒者、次に兵としての修…
今までずっと「外国語をしゃべる」のが苦手だと思っていたが、最近「日本語をしゃべる能力も全然高くない」ことに気付いてしまいました。そんな28の夏。限界。 まあでも日本語もテレビで憶えたみたいなとこもあるから、こっちでも鬼のようにテレビ見てりゃい…
・遺伝子の比喩でイスラームを説明してみると面白いかもしれない。
・ムハンマドは宗教者であるということを除けばかなりの現実主義者。 ・今後イスラームが世界情勢の中で負のイメージを付されずに語られることがあるならば、それは現在のウラマーの権威をすべて否定した上で、(現在のいわゆる原理主義的な潮流ではなく)世…