これだからムゥタズィリーは侮れない

Maqdisi defines knowledge('ilm) as "the belief that a thing as it is"(i'tiqaad al-shay' 'alaa maa huwa bihi).
(Tarif Khalidi, "Mutazilite Historiography: Maqdisi's Kitab Bad wal-tarikh", Journal of Near Eastern Studies 35-1, 1976, p. 5.)

原典も持ってますが日本にあるのでとりあえず孫引きで。
「知るということは、あるものを『それがそうである』と信じることである」ととりあえず訳しておきますが、訳しにくいアラビア語です(少なくとも若輩者の僕には)。
でも千年前の人がこんな風に考えていたと思うと、結構感動的です。普通ですかねえ。んー。まあギリシャ人なんかはもっと深いことを言ってそうな気もしますが。
ちなみに僕は哲学の専門家ではないので、これがイスラーム哲学の文脈の中でどういう意味を持っているのかについては現時点ではまったくわかりませんのでご了承下さい。