イランの改革派新聞、発行停止に 大統領風刺画が原因(asahi.com)

もうひとつ、目に付いたので。

イランの報道監視評議会は11日、改革派の有力紙「シャルグ」を閉鎖し、12日付から発行停止処分とする命令を出した。国営イラン通信などが伝えた。保守派のアフマディネジャド大統領を皮肉った風刺画が処分の直接原因とみられる。核問題で米欧との緊張が続くなか、今後、国内の報道統制が強まる懸念がある。
風刺画は、「ゲームの別のルール」と題され、チェス盤上で黒と白のナイト(馬)が向き合う様子を描くが、黒は、ほえるロバ。米欧メディアは、ウラン濃縮活動停止をめぐり停滞する核交渉をチェスにたとえることが多く、核問題で米欧に対し激しい言葉で対立する大統領を皮肉ったかのように解釈できる。
同評議会は声明で、「度重なる違反と修正の拒否」のほか、「最新号での侮辱的な風刺画」を処分の理由に挙げた。
(後略)

うーん。イラン、大丈夫かなあ。
中東諸国はどこも紙一重で秩序(あるいは政権)が維持されている雰囲気があるので、「民主化ドミノ」ならぬ「大混乱ドミノ」がいつ起こっても不思議はないんですが・・・。