エジプトにおける日本食店の実態

ガチガチすし、ゼリーみそ汁…自信満々の日本食レストラン(iza)

中東諸国でも日本食レストランは増えており、「高級でおしゃれ」なイメージだ。だが、細かいことを気にしないアラブ人気質も影響してか、思わず吹き出してしまう珍妙な店もある。
エジプトの首都カイロ。高級住宅街の一角にある「JO−SUSHI」は市内で11年前に開業した老舗。板前のハリドさん(27)は「すしを握るのは簡単だよ。日本で食べるのと同じ味でしょ」と自信満々だ。副支配人のシャウキさん(31)も「日本政府の認証制度は大歓迎。うちなら間違いなくお墨付きがもらえる」。
確かにマグロやイカなどネタは新鮮な時もある。ガチガチに握られたすし飯はご愛嬌(あいきょう)として、粘土細工のように固まった揚げ出し豆腐に苦言を呈すると「あ、分量を間違った」とすぐ作り直した。
米国系の日本食チェーンの影響か、鉄板焼きも人気だが、鉄板をたたいて「カンカンカン」と派手な音を立てるのが日本流と勘違いしている店が多い。「妙技を披露しましょう」と張り切るシェフが、客席の前に料理を滑らせようとしたのは良いが、勢い余って卵焼きの破片が顔に飛んできた。

見つけたのでご紹介。多分知り合いの方が書いたんじゃないかと思いますが、見事に実情を伝えています。面白くはしていますが、まあこんな感じです、実際。
日本食店の認証制度によってこちらの「日本食」の味が日本人好みになるという期待は全くしておりません。でももし「JO−SUSHI」が認証を受けたとしたら、認証制度に何の意味もないことは証明されるでしょう。