終末は続くよどこまでも

最近映画の宣伝絡みでよく耳にする「2012年人類滅亡説」ですが、人類がここ数千年、ことあるごとにこの世の終わりが近いと考えてきたことは確かです。
以下、ナショナル・ジオグラフィックのサイトの記事を(一つ一つの記事は簡単な紹介です)。

終末予言の歴史:古代ローマ(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
終末予言の歴史:ハレー彗星(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
終末予言の歴史:ブラックホール(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
終末予言の歴史:ロンドン大火(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
終末予言の歴史:惑星直列(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
終末予言の歴史:ヘールボップ彗星(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
終末予言の歴史:天体の“合”(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

自分の研究としての「初期イスラーム時代における終末論」というのはかなり奥深いテーマで、関連本を読んだりもしているのですが、このような「終末論」が中世、現代問わず、実際の社会にどの程度の影響を与えうるか、という点には興味があります。
また、最近見つけてこんな本も買ってみました。

Apocalypse How: Making the End Times the Best of Times

Apocalypse How: Making the End Times the Best of Times

いわゆる聖書的な終末の世界でいかに楽しくサバイバルするかというジョーク本です。ぜひ誰かに訳してほしいのですが、聖書的世界観が前提知識としてないと面白くないので、日本では売れなさそうかなとも思います。
ちなみに題名の"Apocalypse How"は映画"Apocalypse Now"(=邦題『地獄の黙示録』)のパロディでしょう。