2009-01-18から1日間の記事一覧

小松久男『イブラヒム、日本への旅』(刀水書房、2008年)

1857年に西シベリアで生まれたトルコ系のムスリム、イブラーヒームの生涯と彼の旅を描いた一冊。汎イスラーム主義の立場から、ヨーロッパの帝国主義を批判し、「イスラームの統一」やイスラームの旗のもとでのアジアの連帯を唱え続けた人物の一代記になって…