博物館からの盗難

ロシアの美術館で収蔵品16万点紛失 500館調査asahi.com

ロシア政府の文化財保存委員会は17日、国内の美術館や博物館に対する調査で約16万点もの収蔵品が紛失していることがわかったと発表した。「きわめて憂慮すべき事態だ」としている。
調査は全収蔵品の4分の1に当たる500館分約2000万点を対象に今年初めから半年がかりで行われた。昨夏、エルミタージュ美術館で発覚した宝飾品などの盗難事件などがきっかけになった。

さすがに16万点はやりすぎです。戦時下のイラクで博物館が荒らされたのは有名ですが、そうでなくとも美術品の裏ルートでの売買は日常的に行われているわけで、結局買う人がいるから成り立っているわけで。イラクの時も欧米のアカデミック関係者はかなり盗品を買わないように呼びかけていたのですが、どこに消えたのか全然わからないものがほとんどのようですし。