2008-07-10から1日間の記事一覧

「科学」としての歴史学

「科学」としての歴史学、というものを考えると、 ある基準以上に信頼できると考えられるデータ群に適合するモデルを構築すること あたりに落ち着くのではないだろうか(歴史学だけではないが)。 もうひとつ データレベルでの再現可能性(検証可能性) も必…

二宮宏之「歴史の作法」『歴史を問う 4:歴史はいかに書かれるか』(岩波書店、2004)、pp. 1-57.

最近博論の序論で方法論的なことを書くために歴史学論とかテクスト論とか史料論とか、その辺のものをしょぼしょぼと読んでいるのですが、これはなかなか良かったです。とりわけ目新しいことが書かれているわけではなく、史学概論で語られるようなことではあ…