香取慎吾版西遊記における猪八戒の進展

香取慎吾西遊記の第九巻で、猪八戒自身が「自分の両親や家族はすべて猪(イノシシ)だが、自分だけはなぜか豚(ブタ)として生まれた」ということを言う場面がありました。僕はこんな話聞いたことがなかったのですが、これって新しい考えでしょうかね?
一応の原典である小説本に書いてあるかも大事ですが、もしこれがまったくの新しいものだとしたら、こういう風にして、「こうした方が面白いかな」とその時その時の作者が考えて、既存の(古典的)物語がさらに発展していく過程が見られたという点で面白かったです。なかなかこういうことを意識することもないので。
ちなみに猪八戒について詳しく知りたい人は武田雅哉猪八戒の大冒険』(ISBN:4385356815)をご参照下さい。手元にあればなあ。
追記:というかはてなキーワード化されているとは吃驚だ。