高田明典『世界をよくする現代思想入門』(ちくま新書577、2006年)

個人的には世界をよくする気はさらさらないが、「現代思想」の見取り図として購入。特に巻末のブックガイドは、人物ごとに「入門本」「原典」「さらに深める研究」という風に挙げられていて極めて重宝する。
でも現代思想というようなものを考えていた人たちが「世界をよくする」ために考えていたとは、到底思えないんだけれどなあ。まあ言い方によってはそういう風にも言えるかもしれないけれども。